素敵なインテリアに住んでいても、家族の誰かが我慢をしていたり「家に居場所がない」と感じていたりしたら悲しいですよね。
インテリア業界に身を置く私でも、結婚して子育てをしながら自分の「居場所が家にない」ように感じていた時期もありました。
なにも不足していないし、幸せなはずなのに、それでもどこかでそう感じていました。
その感覚を、家族に上手に伝えるのって、とても難しいものです。
もちろん、今は違います。
ただ、ソファを入れ替えるまでに20年かかったのは事実(笑)
これはまたの機会に書こうかと思います。
先日、ずっと前から一度は泊まりたいと思っていた京都の「俵屋」さんに、念願叶って宿泊しました。

その際に、図書室にあった本に「居場所」というページをみつけました。

「居場所」 社会でも、学校でも、何処でも、
自分の居場所がある人は幸せだ。
それは処を得ているから。
家の中でも一部屋とは云わぬ迄も、
自分の椅子一つ、座布団一枚でも、
それがいつもの自分の場所とう処があれば、
其処は心の休まる安楽の場、疲れた心身の置き処、吾家の居場所。
空間は広いから良いと云うものでもない。
ほんの小さな片隅でも、吾身一つを包んでくれるような心の静まる場があれば、
深い吐息もついて精神のバランスを取れるだろう。
たとえ一夜の 仮寝の宿でも、身を置く居場所があれば良い。
身一つのバリアを張れる場があれば、
頭を垂れ、胸に嵐を抱いても、心は解き放たれるだろう。佐藤年著. 俵屋相伝 受け継がれしもの. 世界文化社, 2012. p.68より
身近にいる家族に「どんなおうち時間を過ごしたい?」なんて改めて聞くのは、気恥ずかしいものです(笑)
でも、これから迎える年末年始にご家族そろう場面も多いかと思います。
もし、なにかやり方を教えて欲しいなどご相談がございましたら、DMにてお気軽にお問い合わせください。
