インテリアは、人生のライフステージとともに変化していくものだと思っています。
一人暮らしの頃、子どもが小さかった頃、そして今。
暮らしの変化とともに、家の中の風景も少しずつ変わってきました。

子どもの時間(時計)
私たちは人生の中で、時間をどう使うかを選びながら暮らしています。
子どもが時間を理解し、自分で行動できるようになることも、その大切な一歩です。

その思いから、子どもが時計を読めるようになるための時計をデザインしました。

親の時間(住まい)
父が亡くなり、母の足が悪くなったことをきっかけに、郊外一軒家の実家を手放すことになりました。
そして都心マンションでの実母の一人暮らしのインテリアを整えることになりました。
高齢の女性が安心して自立して暮らせる住まいとはどのようなものか。
それを考える経験でもありました


自分の時間(更年期・子離れ)
子どもが二人とも大学生になり、いわゆる子離れの時期を迎えました。
同時に、体も更年期という変化の中にあります。
喜ばしいことのはずなのに、心の中にぽっかりと空いたような寂しさを感じることもあります。

茶の時間
そんな時間の中で長く親しんできたお茶の時間が、私にとって大きな存在になってきました。
2週間に一度のお稽古の時間以外にも、
毎日の家事と仕事の合間に、お湯を沸かし、お茶を点てる。

その時間は、自分の心を整える時間でもあります。

時計も、インテリアも、お茶も。
私の中ではすべて、人生の時間をどう過ごすかという一つの軸でつながっています。
